目次
寒い日が続いています。
今年も残り10日余りとなりましたね。
そして、本日は冬至です。
冬至といえば、柚子湯やかぼちゃと連想される方も多いと思いますが、知っているようで案外知らないことが多いです。
一般社団法人伝筆協会代表の侑季蒼葉です。
「冬至」の意味を知って、上手な字を書きましょう!
日本には「春夏秋冬」と四季があることは有名ですが、一年間を約15日間ごとに24の期間に分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた二十四節気という分け方もあります。
冬至とは、二十四節気のひとつです。
「冬至」と並んで「夏至」という言葉も一度はどこかで聞いたことがあると思いますが、どう違うのでしょうか?
今回は、「冬至」の意味と時期、「冬至」筆ペンの書き方のコツをご紹介します。
「冬至」の読み方
冬至は「冬に至る」と書きます。
「とうじ」と読みます。
「冬至」は二十四節気の22番目、「大雪」と「小寒」の間にあります。
暦の上では、以下のように季節は変わります。
■春
■夏
■秋
■冬
「冬至」は、冬の4番目に当たる節気です。
それでは、もっと詳しくみていきましょう。
「冬至」はいつ?
二十四節気は毎年日付が異なりますが、「冬至」は例年、12月21日~22日ごろ。
2021年の「 冬至」の日は、12月22日です。
ちなみに2020年の冬至は12月21日でした。
二十四節気は「期間」を表すものとして使われることもあります。
次の節気「小寒」の前日までが「冬至」となります。
2021年は、12月22日から翌年1月4日までです。
「冬至」は一年で最も昼の時間が短い日
冬至は、「一年で最も昼の時間が短い日」です。
太陽が日本を照らす時間が短く、太陽の力が一番弱まる日です。
翌日からは再び太陽の力が強まっていきますから、「太陽が生まれ変わる日」とも捉えられています。
対となる夏至は、「一年で最も昼の時間が長い日」で、太陽の力が最も強まる日です。
つまり、日本では「夏至」を過ぎると、太陽が出ている時間がどんどん短くなっていき、「冬至」で一番短くなり、「冬至」を過ぎると、今度は太陽が出ている時間がどんどん長くなり、「夏至」になっていくわけです。
一陽来復(いちようらいふく)の日
「冬至」の別名、一陽来復という言葉を耳にされたことがあると思います。
「一陽来復」は易(陰陽思想)に由来し、「一陽来復」の「一陽」は易における「陽の気」のことであり、「来復」は「(去ったものが)再び帰ってくる」ことを意味します。
1年のうち最も陰の気が強くなる時期が「冬至」のころとされます。
「冬至」を過ぎると再び陽の気が強くなります。
ですので、冬至を指して一陽来復と呼び、「冬が終わって春が来る」が転じて「悪いことがしばらく続いた後に良いことが起こるということ」を意味するようになったそうです。
冬至は、太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくるという前向きな意味合いを含んでいるのですね。
それでは、運の上昇を願い、「冬至」伝筆作品4作品をご紹介します。
「冬至」(とうじ)筆ペン書き方
今回は、「冬至」侑季蒼葉の4作品をご覧ください。
「冬至」筆文字は筆ペンカラーも使用しています。
「冬至」筆ペン「1」 筆文字デザイン
「冬」という文字を大きくして、マルを生かし、薄墨で描きました。
「冬」の一画めは、筆ペンのペン先から根元までしっかり使用して、描いてください。
冬の下に描いた黄色の絵は、柚子です。笑
ぺんてる社のアートブラッシュLEMONYELLOWを使用しました。
マルを小さく描いて、薄墨で、ゆずの凸凹感を表現してみました。
「冬至」筆ペン「2」 筆文字デザイン
1作品目と同じく、「冬」を大きく描きました。
こちらのデザインは、直線を生かしました。
このように、マルを生かして描くのか直線を生かして描くのか、によって文字のイメージは変わりますね。
「冬」の一画目は、斜め線にならないように、曲線を描くように筆を運び、二画目は曲線ではなく真っ直ぐ描いてます。
「冬至」筆ペン「3」 筆文字デザイン
使用した色は、ぺんてる社アートブラッシュORENGEです。
書体は、伝筆ドット体です。
ドットを生かした文字デザインのドットの部分は柚子に見立てます。
「冬」の文字の一画目の出だしの太い線はペン先の先端から根元までしっかり使い、徐々に細い線にし、最後はペン先の先端で優しく描いてメリハリをしっかり出しましょう。
「冬至」筆ペン「4」 筆文字デザイン
「冬」「至」の2文字は同じ大きさで描きました。
色は、薄墨のペン先に、ぺんてる社のアートブラッシュBLUEを少しつけて、描きました。
最初は、BLUEの比率が高く、徐々に本体の薄墨の比率が高くなってきます。
コツは、本体の筆ペンの色より、ペン先につける色は濃い色を選び、ほんの少しだけ浸して使用します。
あとは、どんな比率で色が表現されるかは一期一会。
楽しんでくださいね。
※作品の著作について
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「冬至」で縁起かつぎ
冬至といえば、かぼちゃを食べて栄養をつける。
ゆず湯に入り、身体を温める。
「かぼちゃ」「柚子」もどちらも黄色の色。
実は黄色は厄除けの色なのですよ^^
そして、小豆の赤色も厄除け。^^
そこで、かぼちゃと柚子と小豆、唐辛子を長板に盛りました。
また、「運盛り」という言葉を聞いたことありますか?
運盛りとは「ん」のつくもの食べ物を食べて縁起をかつぐ。
例えば、「南瓜なんきん」「銀杏ぎんなん」「金柑きんかん」「蓮根れんこん」「人参にんじん」「いんげん」など。
無病息災を願いながら寒い冬を乗りきる、先人の知恵ですね。
暦を意識して、冬至の意味と言葉を生活の中に取り入れましょう
こうして、暦を意識し、毎日の生活の中で意識すると、体のリズムが季節と調和して心が落ち着きます。
そして、手書きで手を動かすことで、さらに心が整ってきます。
筆ぺんは、ちょっとしたコツで楽しく書けるようになります。
冬至の意味と言葉を生活の中に取り入れて、冬の楽しみに加えてください。
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