筆ペンの「濃墨」と「薄墨」の違いはみなさんはご存知でしょうか?

 

実は濃墨の筆ペンと薄墨の筆ペンはそれぞれオススメのシーンや使い分けがあるんです。

 

今回は濃墨の筆ペンと薄墨の筆ペンのそれぞれの使い分けから、オススメのアイテムをそれぞれ3つずつご紹介します。

 

ぜひ参考にしてください。

 

 

一般社団法人伝筆®協会 代表理事 侑季蒼葉です。

 

濃墨(こずみ)・薄墨(うすずみ)をどうやって使い分ける?

 

手紙を書く際や、冠婚葬祭などで重宝される筆ペン。

 

 

その種類には、通常の濃墨(こずみ)と薄墨(うすずみ)の二種類があることをご存知でしょうか?

 

今回は、濃墨と薄墨の二種類の正しい使い分けをご紹介します。

 

また、私がおすすめする筆ペンの濃墨と薄墨もご紹介します。

 

ぜひチェックしてください。

 

濃墨の筆ペンは慶事で使用する

 

濃墨の筆ペンは、一般的に結婚式など慶事用として使用されます。

 

 

めでたさを祝う慶事は、濃く鮮やかに字を書くという理由から、濃墨を使用するならわしがあります。

 

また、最近流行りでもある、ペンアート。

 

 

白黒のイラストにして味を出す魅力的な方法では、イラストのメイン部分は濃墨を利用される方が多いようです。

 

また、年頭に掲げる、「書き初め」や、「目標」「夢」など意思をしっかり伝えたいときは、濃墨の筆ペンがぴったりです。

 

 

 

 

薄墨の筆ペンは弔事にオススメ

 

薄墨の筆ペンは、お葬式の際など弔事用として使用します。

 

「弔事は悲しみの涙で墨も薄まる」という気持ちから、弔事には薄墨というのは古くからのならわしだそうです。

 

 

不祝儀は全て薄墨ではなく、通夜と告別式など葬儀の際のみです。

 

また、薄墨で書くのは四十九日までとされており、四十九日以降の法事法要では濃墨を用います。

 

市販の弔事用の袋は「御霊前」「お香典」など黒文字印刷されていて、 自分の氏名だけ薄墨でいいのかと悩む方も多いようですが、 薄墨で堂々と書いてください。

 

中袋にも住所や金額を書く欄がありますが、「表袋と中袋は同じ物を使わなければ辻褄が合わない」という見解もありますが、  一般的には、中袋は受付で中身を確認して遺族に住所、氏名、金額等を報告するため、 受け取る側の労力を考えると読みやすい文字で書くことの方が大切ですから、無理せず中袋だけボールペンや万年筆などに変えても問題はないです。

 

 

薄墨のルールは、地域によっては習慣の有無もありますので、神経質にならなくて大丈夫です。

 

ペンアートでは、濃墨の筆ペンでメインを書き、メインを引き立てる背景や陰影をつける場合に薄墨の筆ペンを使用されたりします。

 

 

年賀状では、薄墨は向かないですが、動物などのイラストを薄墨の筆ペンで書くと、コントラストが綺麗で、濃墨の字を引き立たさせることができますので試してみてください。

 

 

現役講師がおすすめする濃墨の筆ペン3選

 

ここからは、おすすめの濃墨の筆ペンをご紹介いたします。

 

1. ぺんてる 「筆ぺん ぺんてる筆 XFL2B 太字 黒」

 

まずは、ぺんてるから発売されている、「筆ぺん ぺんてる筆 XFL2B 太字 黒」をご紹介します。

 

 

カートリッジ式の筆ペンで、水性染料インクを採用した筆ペンです。

 

水には弱いですが、伸びやかで鮮やかな発色の良い黒です。

 

日本語を美しく見せる第一の条件は、 「線に強弱(変化)をつける」こと。

 

「筆ぺん ぺんてる筆 XFL2B 太字 黒」は線の強弱がつけやすく、毛筆ならではのしなやかな書き心地を実現している筆ペンです。

 

復元性・耐久性もばっちりです。

 

 

2. 呉竹 「美文字筆ぺん 毛筆中字黒・セリース XT5-10S」

 

続いては、呉竹から発売された、「美文字筆ペン 毛筆中字黒・セリース XT5-10S」です。

 

 

使い捨てタイプです。

 

だるま軸の毛筆をイメージした手にやさしいグリップ付き筆ペンで、とても 持ちやすいです。

 

穂先は復元性・耐久性抜群です。

 

毛筆タイプ 水に流れにくい顔料インクで、インクジェット紙対応です。

 

細い線や、細い文字を書く時に向いています。

 

 

3. 呉竹 「万年毛筆 卓上 8号 DP150-8B」

 

濃墨で3つ目にご紹介するのは、呉竹から発売されている、「万年毛筆 卓上8号DP150-8B」です。

 

 

カートリッジ式の筆ペンでコストパフォーマンスのいいアイテム。

 

復元性・耐久性ばっちりな穂先は柔らかくしなるので、線の強弱がつけやすいです。

 

写経に使用されている方も多く、筆のプロにも愛用者の多い人気のアイテムです。

 

 

現役講師がおすすめする薄墨の筆ペン3選

 

ここからは、おすすめの薄墨の筆ペンをご紹介いたします。

 

1. ぺんてる 「筆ペン ぺんてる筆 うす墨 XFL3L」

 

最初は、ぺんてるから発売されている、「ぺんてる筆 うす墨XFL3L」をご紹介します。

 

 

水性染料インクを採用したうす墨タイプの筆ペンです。

 

和紙などに書いてもにじみも少なく、クリアでしっかりとした文字を書くことができ、弾力のある筆先で、価格もリーズナブルです。

 

一般的には薄墨を使用するのは弔事の時ですが、字以外にも、ペンアートを描いたり、下絵描きをはじめ、人物や風景の立体感を出すための影の描写などにも最適です。

 

 

 

2. 呉竹 「筆ペン 美文字 完美王 XO50-091S うす墨 毛筆中字」

 

続いては、呉竹から発売された『美文字 完美王 XO50-091S うす墨 毛筆中字』。

 

 

適度な量のインクが自動的に流れ出るので、従来の筆ペンのようにカートリッジを押してインクを押し出す必要がない商品です。

 

指先の力が弱くなったシニアの方にも楽に使用できます。

 

インクのボタ落ち、泡の破裂やインクのかすれなどが改善されました。

 

インクが漏れてバックが汚れるということも少ないので、持ち運びにも安心ですね。

 

 

3. あかしや筆ペン 「新毛筆 うす墨 SG-300」

 

薄墨で3つ目にご紹介するのは、あかしやの『新毛筆 うす墨 SG-300』です。

 

 

使い捨てタイプで、筆先は弾力に富んだ特殊せんいを使用しておりコシが強く誰にも書きやすいと評判です。

 

細い字も書きやすいです。

 

水性染料インクを採用した筆ペンです。

 

上品な色合いの薄墨なので、カリグラフィーやスケッチを楽しむときにも向いています。

 

 

濃墨と薄墨はシチュエーションごとに使い分けよう

 

今回は、筆ペンの濃墨と薄墨の使い分けとオススメの筆ペンについてご紹介しました。

 

最近は手書きの機会が少なくなったとはいえ、冠婚葬祭の芳名帳、招待状へのお返事などで誠意を伝える時や、日々のちょっとシーンで活用することで、ワンランク上を目指したいですよね

 

そんな方は、ぜひこの記事をご参考に、濃墨筆ペンと薄墨筆ペンを使い分けて、使いこなしてみてくださいね。

 

 

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