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「円満具足」という言葉を、一度はお聞きになったことがあると思います。
けれど、四字熟語など、知っているようで曖昧なことも多いのも事実です。
一般社団法人伝筆協会の侑季蒼葉です。
「円満具足」四字熟語の意味を知って正しく使いましょう
言葉の意味と使い方を知ることで、より一層の手書きの楽しさを味わっていただけると思い、このブログでは、四字熟語の読み方や意味と、「伝筆（つてふで）」の書き方のポイントをご紹介しています。
※伝筆とは、たった半日で、誰でもアートのような文字が描ける、筆ペン書です。
本日は、「円満具足」の読み方や、意味、そして、「伝筆（つてふで）」見本と書き方のポイントをご紹介します。
「円満具足」の読み方とその意味
まずは、「円満具足」の読み方とその意味をご紹介します。
「円満具足」の読み方
「円満具足」は、「えんまんぐそく」と読みます。
「円満具足」の意味
十分に満ち足りていて、少しも不足がないこと。
何不自由のない生活状態や、心が満ちている状態にも使われます。
とても豊かな状態を意味している言葉だと感じます。
「円満具足」の類義語
幸福や財産に恵まれ、満ち足りているさま。
「福徳」は幸福と利益の意。「円満」は満ち足りているさま。
「円満具足」の対義語
・「不平不満」（ふへいふまん）
不平と不満のこと、文句や愚痴などのこと、などを意味する表現。
・「欲求不満」（よっきゅうふまん）
何らかの原因によって、欲求が満たされていない状態を意味する語。
「円満具足」の使い方
・穏やかで円満具足な講師の話は心に響く
・あの上司の穏やかな笑顔から、円満具足の人柄がうかがえる
・家族にも健康にも恵まれ、円満具足の日々です
穏やかな人柄は、豊かな人間関係につながり、豊かな人間関係を築ける方は、少々物質面に足りないことがあったとしても、円満具足ですね。
一つの物事の見方は、２つに分かれます。
批判し、不満で見る。
ありがたいと感謝から見る。
批判と不満などネガティブなことばかりに焦点を当てていては、何の解決も見出すことはできません。
どんな厳しい状況であろうと、その状況のなかにも「感謝」に焦点を当てて、思いやりを大切にし、穏やかな暖かい関係を築いていきたいと思います。
手書きの暖かさで、あなたの思いを伝えてみませんか？
「円満具足」の筆ペン書き方
それでは、「円満具足」筆ペンでの書き方です。
本日は、侑季蒼葉の「円満具足」筆文字作品５点です。
「円満具足」筆ペン「１」作目筆文字デザイン
１作目は、文字を同じ大きさで、横に並べてみました。
「円」「具」「足」の一画目の、縦線をきわださせるには、しっかり筆先を根元まで下ろすことです。
「円満具足」筆ペン「２」作目筆文字デザイン
「円満」を強調しながらも、「円」と「足」の色を変えることで、変化をつけてみました。
「円」は下から右回りへ筆を動かし、最後の縦線はペン先を下へ引くようにして、まっすぐな直線を描いています。
「円」の内の部位は、あえて左右の線から離して描くことで、ヌキ感を作りました。
「足」の下線を伸ばし、底辺を定めることで、作品全体のまとまり感を作り出すことができます。
その際に注意することは、細い長い線は、揺れやすいことです。
筆を下ろしたら、息をとめて、一気に横に線を引いてみてください。
「円満具足」筆ペン「３」作目筆文字デザイン
「具足」を強調して、横線をしっかり描きました。
横線の角度を揃えることで、字のバランスを整っているように見せています。
まっすぐの線が斜めになってしまう場合は、どこへ向かって線を描くか決めていない場合にもおきます。
筆を下ろした際に、横線をどこまで描くかのか、ゴールを定めてください。
そのゴールを見ながら筆を動かすと、まっすぐ引けるようになります。
「円満具足」筆ペン「４」作目筆文字デザイン
「円」「具」とマルを活用して文字をデザインしました。
「円」の書き方は、出だしに筆圧をかけてペン先から根元までおろし、筆を動かしながら徐々に筆ペンの根元を浮かせるとうまくいきます。
「円満具足」筆ペン「５」作目筆文字デザイン
すっきりと、縦に4文字を並べて描きました。
このように、左右の余白は均等に整えると、字がうまくみえますね。
「円」の二画目に使用している、長い細い線は、ゆれやすいです。
線の最後の最後にふにゃふにゃとなるのは、線を描くリズムが「トン」「スゥーゥ、ゥ、ゥ」というように、動きが止まってしまうからです。
筆を「トン」と紙に置いたら、「スゥー」というリズムで筆を動かしてみてください。
最後まで、線を描くスピードを変えず描くことで、細い線がゆれなくなります。
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筆ペンで「円満具足」を気持ちを込めて
今回は「円満具足」の読み方、意味から、筆ペン作品を書くコツをご紹介いたしました。
字を書くのが苦手な方でも、筆ペンで手軽に楽しんでいただけるコツです。
手書きでもっとも大事なことは気持ちを込めること。
気楽な気持ちで「円満具足」手書きを楽しんでくださいね。
毎日寝る前に、小さな幸せを思い出しながら寝ています、侑季蒼葉でした。
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