目次
「先生、お忙しい中お気づかい頂き 本当に嬉しいです‥」から、スタートしたメッセージ。
九州で、起きている台風による豪雨。
わたしが力を注いで教え広げている筆ペンの手書きのメソッド伝筆（つてふで）を、教える資格を取得しているS先生の住んでいたところだなと気になって、迷惑では？と迷いながらも、メッセージをしました。
一般社団法人伝筆（つてふで）協会の侑季蒼葉です。
心を強く^ ^ 祈ってます。
連絡をしたいけど、今、迷惑なのではと迷った、数年前の九州での台風による豪雨。
伝筆先生の清水みちよさんの在住地とわかって、無事かどうか、連絡がしたい。
「返信はいらないからね」という気持ちを込めて、「清水さん、こんばんは。台風大丈夫？くれぐれも気をつけてね。」と極力短く、メッセージし、いっしょに送った伝筆ハガキ。
「心を強く」です。
清水さんからのお返事。
先生、お忙しい中お気づかい頂き 本当に嬉しいです‥
今回は厳しい状況で実は避難所で、メッセージを受け取りました。
不安な夜が先生の気遣って下さる優しさで、落ち着いて過ごせそうです。
すご～い伝筆が届きました。勇気百倍です。ウルウル
文面は短くても、気持ちを目一杯込めた「エール」の言葉
災害に遭われているかもしれない大変な時かもしれない時に、メッセージをするのは、かえって、時間を取らせることになるのでは。
励ましの言葉であっても、「大丈夫」と安心感を促す言葉であっても、どんな言葉でも、他者からのメッセージを受け取る気持ちになれない時かもしれない。
そんな迷いが、当時ありました。
しかし、「伝筆でエールを送りたい！」といたたまれなくなって、送った伝筆メッセージ。
伝筆ハガキの文面は短いですが、「エール」の気持ちを目一杯込めました＾＾
後日、
お祈りのおかげです。
先程、避難所より戻れました。
今回は風が強くまた海が近いので、満潮時の心配もありましたが、お家も保護猫も無事でした。
先生と伝筆の愛のパワーにお礼を込めてご報告まで。
ありがとうございました。
ホッと、安堵しました。
よかった＾＾
『一枚の伝(つて)筆(ふで)ハガキが大切なお守りに』
一年後です。
昨年、９月に台風が来た際、私の住んでいる地域に避難勧告が出され、近くの施設へ避難することになりました。
大雨と強風で傘もさせない状況で、車に必要な荷物を積み込み、パニックになりながら避難場所へと急ぎました。
避難場所では、「自宅は大丈夫だろうか？朝には家が飛んでしまっているのでは？」と一人で心配ばかりしていました。
周りの人からは、「とにかく命があれば良いのだから」と言われ、さらに不安が募り、夜も眠れずスマホを見ていたところ、伝筆協会の代表である侑季蒼葉（ゆうきあおば）先生からメッセージが届きました。
「九州、台風がきているけど、気をつけてね。」の言葉を送ってくださったので、お礼と共に実は今、避難所にいる旨を伝えました。
代表は驚いて心配してくださり、「でも、心を強く 祈ってます」の言葉の後に、【心を強く】と書いた伝筆のハガキの写真を送ってくれました。
ハガキの写真が届いたことにもビックリしましたが、その時、私に一番必要な言葉だったので、「心を強くもたなきゃ！」と覚悟が決まり、大いに力づけられました。
私は、この伝筆のハガキの写真をお守りに、不安な夜も乗り越えることが出来、改めて伝筆の文字のパワーを感じました。
〈相手を想って言葉を形にして届ける、その結果相手を笑顔に、元気にさせる。〉
これが、伝筆の魅力です。
自分自身が経験できたことを皆様にお伝えしたいと思い、代表のハガキの写真を展示させていただきました。
翌年、清水先生は、生徒さんと一緒にされた展示会を開催されました！！
その会場に、わたしがメッセージで送った「心を強く」の写真を上記の文章と共に展示したいと言ってくれたのです。涙、、
昨年９月の台風の時には、温かいお言葉と優しさいっぱいの伝筆のハガキの写真をメッセージしてくださり本当にありがとうございました。
初めての避難所でとても心細かったので、すごく嬉しかったです。
「心を強く」と書いてくださったハガキの写真をお守りに一夜を安心して過ごすことができました。
伝筆の言葉が心に届くことを思いながら講座を開催していきたいと改めて思いました。
実は、お願いがあってメッセージを送っております。
４月にカルチャー内で生徒さんたちの作品を展示するイベントが開催されます。
受講生さんたちと打ち合わせをしていた際に、先程の体験を話したところ、作品の展示と共にその体験談を書いて展示することになりました。
そのハガキをぜひ見てみたいという声が受講生さんたちから多くあがり、お守りにしているこのハガキの写真を体験談と一緒に印刷させてもらって展示させていただくことは可能でしょうか？
言葉の大切さをぜひ伝筆で伝えたいという思いが強く、ご検討をよろしくお願いいたします。
（清水みちよ 福岡在住 60代）
もちろん、わたしは、喜んで承諾させていただきました。＾＾
お写真からも、皆様のすってきな作品のパワーが伝わってきますね。
見に行きたかったな〜
「心を強く」
４つの文字の言葉です。
それでも、誰かの勇気の元になれたり、励ましになったと言ってもらえる。
それが、一本の筆でできる。
そんな世界を広めていきたいと、清水さんのメッセージで、わたし自身が勇気づけられました＾＾
これからも、清水先生、九州をよろしくお願いします＾＾
一本の筆ペンと、紙があればできる、大切な人への想いを伝える方法。
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