Tさんからメールをいただいたのは、伝筆協会の認定講師になられて間もなくのころです。

 

「HPから初級セミナーのお申し込みが2人もありました!!」と、喜びの声を教えてくれました。

 

今年、9月、彼女からお誘いを受けて、英語は話せないけど、ボストンとニューヨークにて伝筆ワークショップを開催したいという無謀ともいえる計画を応援してきます。^^

 

わたしも英語が話せません。。。

 

人から笑われるくらいの「夢」を描かなければ、人生面白くないよね、と思う、侑季蒼葉です。

 

毎日ブログ、29日目です。

 

 

さて、本日の四字熟語「以心伝心」です。

 

 

「以心伝心」の読み方とその意味

 

「以心伝心」は、「いしんでんしん」と読みます。

 

その意味は、文字や言葉を使わなくても、お互いの心と心で通じ合うこと。

 

もとは禅宗の語で、言葉や文字で表されない仏法の神髄を、 師から弟子の心に伝えることを意味したとされます。

 

「心こころを以もって心こころに伝つたう」と訓読します。

 

「報連相」報告、連絡、相談が大切!

 

当社、株式会社ことしろの、社員は、小塚。

 

実は、家族です。^^

 

ですから、甘えがでないようにと、日頃から、以下のように叱咤激励。

 

言わなければ何も伝わらない。

 

わかってくれるだろう、わかるだろう、は危険。

 

「以心伝心」なんて言っていないで、まずは、「報連相」!!

 

「報連相」とは、まずは「相談」から。

 

そして、経緯を「連絡」して、結果を「報告」する。

 

この順番で!!

 

「以心伝心」とは程遠い、お仕事現場です。^^

 

「みんな分かっているだろう」 と言わなかったために問題が起きたということは、仕事ではよくあること。

 

お仕事でも家族との間でも、「察してくれ」ばかりではなく、ちゃんと口にだして、相手にわかるように言うことも大切ですよね。

 

その一方で、「以心伝心」

 

伝えたいことは、口に出してしっかり言おう、と大切にする一方、以心伝心に感動します。

 

例えば、、わたしが講師で登壇している際、「あ、水がほしいな」と思うと、小塚が、お水を用意してくれていたり。

 

 

「コーヒー飲みたいな」と思ったとき、事務局を担当している小塚が立ち上がったので「どこに行くの?」と聞いたら、「侑季さんのコーヒーを買いに行こうかと」なんてことがあります。

 

こういうの「以心伝心」だな〜と。

 

言わなくてもわかってくれている人がいる、って嬉しいですね。

 

そして、そこに、日本人を感じてしまうのは、わたしだけでしょうか、、、。

 

内に秘めた想いも、文字にしてみよう!

 

息子が小学校のころ、同じ地域で、「子供と親との」悲しい事件が新聞に報じられました。

 

子供は、「お父さんもお母さんも、僕のことなんてどうでもいいと思っている」

 

親は、「子供を愛している」

 

お互い思っていても、子供がふと「僕のこと嫌いなのかな」と寂しい想いを感じていることを親が「察する」ことができずにいたり、、、

 

子供のその寂しい想いを、さらに上乗せするようなできごとが立て続けに起きてしまったり、、、、

 

もしかしたら、そんなとき、子どもの机の上に、「大好きだよ」「応援している」「君ならできる」という手書きのメッセージが、いつも置かれていたら、、、、、、、

 

 

もしかしたら、、、何かが、変わっていたのかな、、、とふと思ったりします。

 

人間関係は、一度すれ違うと、その溝は大きくなる一方。

 

気づかない。。。ほど、怖いものはないです。

 

だから、内に秘めている、相手への感謝や、ねぎらいや、愛情を、文字にして、もっと目にして確認しあえる習慣を、日本にも増やしたい。

 

「察する」「口に出して言う」という行為の中間に、「手書きする」というコミュニケーションがあってもいいよね。

 

そしたら、もっともっと人と人とが優しくなれるんじゃないかなと。

 

そんなこと願います。

 

「以心伝心」を筆ペンで書いてみました

 

横書きバージョン。

 

 

薄墨で、ひらがなも描いてみました。

 

 

伝わってほしいという想いを込めて、「伝」を大きくしました。

 

試してみてください。

 

アメリカでも、「以心伝心」できないかなと、淡い期待を抱いています。(笑)

 

伝筆活動とは、人と人とが優しくなる活動。

 

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