目次
米子といえば、妖怪ブームの元祖、ゲゲゲの鬼太郎。
50年以上経った現在でも愛されている、水木しげるの歴史的名作。
私も子どもの頃よく見ていました^^
まさに「国民的アニメ」ですよね。
私のお気に入りは、「目玉おやじ」です。
一般社団法人伝筆®︎協会の代表理事として活動しています、侑季蒼葉です。
境港にて、目玉おやじと鬼太郎
今回の米子入りは、ゲゲゲの鬼太郎が目的ではなかったのですが、羽田空港から米子空港へ夜に到着して、お出迎えしてくれたのは、夜の街の目玉おやじと鬼太郎^^
すごい!
電灯が目玉おやじになっています!
歓迎されているみたい!
この日は3月でしたが夜にみぞれが降ってきて、やっぱり目玉おやじと鬼太郎に歓迎されているんだな〜と自分で解釈しています^^笑
大漁市場なかうらにて、ねずみ男と、がいな鬼太郎と、目玉おやじ
翌日、大漁市場にて蟹を見に来たら、なんとねずみ男^^
でっかい、鬼太郎と目玉おやじ^^
全長7.7メートルでカメラに収まりきりません。
この石像は妖怪漫画家・水木しげる先生により「がいな鬼太郎」と命名されているのですね。
鬼太郎の左手に、松葉ガニがしっかり抱きかかえていました。
駅にも、ゲゲゲの鬼太郎
電車のアナウンスも鬼太郎でした^^
すごいですね〜
水木しげる先生の偉大さを改めて実感します^^
なぜ、目玉が親父なの?
「 なぜ目玉が親父なのだろう? 」
「 あの目玉は誰の目玉なの? 」
今更ですが、ふと疑問に思いネットで調べてみましたら、このようなことが記載されていました。
目玉親父(めだまおやじ)は、水木しげるの漫画『ゲゲゲの鬼太郎』(旧題:『墓場の鬼太郎』)の主人公・鬼太郎の父親(正確には、死んだ父親の分身)。水木しげるが創作した妖怪キャラクターである。
人物像
鬼太郎の父親。
眼球に小さな身体が付いた姿をしており、身長9.9cm、体重33.25gと手のひらに載るサイズだが、非常に博学で知識面で鬼太郎たちをサポートすることが多い。
原作・アニメと共に鬼太郎同様、ほぼ全話に登場している。
アニメでは第1・3作の幽霊電車の回のみ例外的に未登場だった(一部の回では登場しても出番が全くない場合がある)。
かつて地上を支配していた種族である「幽霊族」の生き残りであり、鬼太郎誕生以前は、不治の病である「溶ける病」を患い、ミイラ男のような風貌をしていた(罹病前の風貌が原作において描写された事はなく、アニメ第6作14話にて初めて描写された(後述))。
身籠った妻とひっそり暮らしていたが、生活費を得るために売った血液が患者を幽霊化させる事件を引き起こし、調査に訪れた血液銀行の社員・水木に身の上を打ち明ける。
会社への報告の引き伸ばしを願い出た後に、妻ともども病死するが、妻の墓から生まれた鬼太郎のことを案じて、自らの遺体の左の眼球に魂を宿らせて生き返り、現在の姿になる。Wikipedia
私の想像では、鬼太郎の左目が目玉おやじなのかなと思っていましたが、違っていました。
両親を亡くした、子どもである鬼太郎のことを案じた父が、自らの遺体の左の眼球に魂を宿らせて生き返って、子どもである鬼太郎を見守っていた。
なんだか子への愛を感じて、じ〜んと感動。
せっかくなので、筆ペン手書きメソッド伝筆で、色々描いてみたいと思います。
目玉おやじ:見えているものが全てじゃないのじゃよ
調べているうちに、目玉おやじの素敵なセリフを見つけて、思わず筆ぺんで伝筆してみました。
他にも、素敵な名言を見つけましたのでご紹介します。
・家族はこの世を渡る唯一のチームなんだ。
・禍福はあざなえる縄の如し。良い事があれば必ず悪い事が起きる。良い事だけを望むなど、所詮は無理な話じゃ。
・わしは鬼太郎親父。顔のない目。
・バカな!妖怪はいつも不景気だ。昔から景気のいい妖怪なんていないいるとしたらオバケだ。
このセリフの抜粋だけでも学びになります^^
ねずみ男:済んだことをもう言うもんじゃねぇ
ねずみ男は悪役だと思ってアニメを見てきましたが、こうして伝筆してみると、なかなかの名言です^^
・人間はおたがいに助け合いそして利用しあわねば いかんよ。
・私は”人生は無限だ”という新文化を作りたいのですよ。
・けんかはよせ 腹がへるぞ。
味わいのあるセリフです^^
映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」から鬼太郎の父の名言
「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメを改めて見てみたいな〜と思い、Netflixを調べましたら、映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」が放送されていました!
早速見てみたのですが、一度では理解できず。
2度めで、やっと鬼太郎の誕生の経緯、鬼太郎の両親のことがわかりました^^
映画の中で印象に残っている、鬼太郎の父の名言もまとめてみます^^
・目で見るものだけ見ようとするから見えんのじゃ。片方隠すくらいでちょうどいい。
・おぬしにもいつか必ず自分より大事なものが現れる。その時今まで自分には見えていなかったものが、また見えるじゃろう。
・誰しもいつかは運命に巡り合うのじゃ、必ずな。
・我が子が生まれる世界じゃ、ワシがやらねばならぬ。
・それに友よ。おぬしが生きる未来、この目で見てみとうなった!
愛する子ども、友人の未来を守るため、身体がどろどろに溶けてしまっても、怨念をすべて引き受ける。
そのうえ、目玉だけになってでも、父として、幽霊族として命を繋ぎ、この世に残る。
壮絶でした。
私は、思わず、涙腺崩壊、、、、
意味がわかると見え方が変わる
小さい頃見ていたアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」ですが、こうして意味がわかると見え方が変わることを実感しました。
私が力を入れている伝筆のコンテンツには、「わでん伝筆講座」という、和文化を筆ペンで楽しむ講座があります。
その講座では、筆ペンで描く文字の歴史や意味をまず学んでから、伝筆の見本を筆ペンで真似ます。
「 知識は可能性を広げるだけでなく、身近なものを見直すきっかけになる 」
「 意味を知ると、描く文字に心がこもる 」
と多くの方に喜ばれているのですが、それと同じだな〜と思いました^^
米子から思いかけず「ゲゲゲの鬼太郎」を知ることになり、誕生秘話を知ることができ、こうしてバックボーンを調べてからセリフを文字にする楽しみ方もいいものだなと改めて実感させてもらいました。
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