きかっけは、妻の病気でした、と、東北で一番伝筆を描いていただいている澁谷さんに、2018年4月、仙台にてインタビューをお願いしました。

 

 

一般社団法人伝筆協会代表の侑季蒼葉です。

 

伝筆に気持ちを込める

 

4月6日の仙台はちょうど、桜が綺麗に咲いていました。^^

 

 

澁谷さんの「伝筆に気持ちを込める」想いの強さに感動したインタビュー。

 

みなさんにもぜひ聞いていただきたいです。

 

▼東北で1000枚以上の筆文字はがき伝筆(つてふで

 

▼旧仙台商業高等学校同窓会校歌を伝筆(つてふで)

 

▼伝筆を描く3つのメッセージ 澁谷氏

大きな音が出る場合がございます。ご注意ください。

 

動画とともに、文字起こしも、少しですが書きましたので、ご覧ください^^

 

伝筆を描けるようになったのが、逆に自分の気持ちの支えにもなっている

 

さっそくインタビューの内容です。

 

動画はこちらからご覧ください。

↓ ↓

東北で1000枚以上の筆文字はがき伝筆(つてふで)動画です。

※大きな音がでる場合がございますのでご注意ください。

「侑」は侑季蒼葉、「山」は山川 惠哩子氏、「澁」は澁谷研一氏。

 

侑:澁谷さんお忙しいところありがとうございました。東北で一番(伝筆を)描いていただいるのではないかということでお話をお聞きしたな〜と思っておよびしました。

 

山:埼玉県の鶴ヶ島市に住んでいます。こちらが出身地なので、でも、石巻市なので被災地ですね。被災地のことを考えると、この辺までいっぱいになります。

 

 

侑:(澁谷さんが)伝筆を知ったきっかけはなんですか?

 

澁:筆に興味があったし、妻は14年間入院していまして、今、認知症になって8年目かな。

 

なにか病室に飾っておいて、なにかが伝わらないかな、というのでやりたかったのが、たまたまのきっかけです。

 

毎月100枚ぐらいは(伝筆描いている)

 

山:始めて1000枚は書かれていますよ。

 

澁:1000枚以上書いています。

 

「君は今、天使になった」

 

 

ようするに妻に対する、認知症になったんで、もう天使となったと同じだ(という意味です)。

 

侑:奥様に言葉を送るときって、どういうことを大事にしながら言葉を考えたり伝筆されたりしているんですか?

 

澁:え〜と、これです、「心の風邪 がんばれって言わないで」

 

 

認知症の人にもがんばれと言っても、、、がんばりようがない。

 

 

これは、石巻の方で、歌を手話でやってくれているかたに頼まれて「見えない風のような人」

 

わたしの一番好きな言葉、「タンポポは薔薇になれないが 薔薇もタンポポになれない」

 

 

この間の震災のときに、「あの日の悪夢を忘れられますか?」

 

 

これは、相手から言葉をこういう風に描いてくださいねと頼まれて「二人の笑顔 幸せまねき」

 

 

 

「母卒寿聖母となる」

 

侑:お母様へ?

 

澁:はい

 

侑:こういう言葉は澁谷さんご自身が考えて(書かれているのですか)?

 

澁:全部自分で考えて書いています。ボブディランが表彰された、「かぜにふかれて」うちの音楽バンドの「イエロージャケット」

 

 

これは、やっぱり自分で、あ〜〜なるほどなと思って、「大事なのは私が私であること」

 

 

他の人があまり描いていないようなことが書けるようになったんだな〜と。

 

 

ようするに、気持ちをダイレクトに文章というか、短いセンテンスで描けるようになったのが、逆に自分の気持ちの支えにもなっているような気もします。

 

山川先生:伝筆が??

 

澁:そうそう。

 

侑:ご自身が書くようになって何か変わったこととか感じるようになったことありますか?

 

澁:あんなに怖かった人が、めっちゃくちゃまるいよねと言われるのね。丸くないと看病ってできないんですよね。それと、伝筆とマッチし始めたのかな〜。

 

侑:奥様に伝筆を渡して、奥様は何か言われていますか?。

 

澁:妻は、意味がわかりません。でも、看護婦さんに見てもらえればいいと。いっぱい頼まれている方がいるわけで、その人からもらった方が、偶然なんですが、妻の入院する病院にきて、そこに持ってきてくれて、(看護婦さんが)「あれ、これ澁谷さんって方が書かれての?」「そうです」って。びっくりしました。

 

澁:筆だったら、うまい人もいれば、くせのある書き方をされる方もいろいろだと思うのですよ。

 

やっぱり、伝筆の根本的な考え方は、、、、

 

自分の本当の心を、どれだけ字に変えられるか、だけで、へたであっても、あげた方がありがとうね、と言われれば、それでおっけー。

 

というのが私の基本です。

 

自分の本当の心を、どれだけ字に変えられるか、、、と、淡々と語られる澁谷さん。

 

たくさんの伝筆作品をご持参していただきました。

 

伝筆協会が伝え続けていきたい想いを、代わりに代弁してくださっているかのようで、嬉しかったです。

 

校歌を残したくて、伝筆でTシャツ、トートバック、ウインドブレーカーに

 

澁谷さんは、ご自身の出身の旧仙台商業高等学校同窓会の校歌も描かれています。

 

なぜ?伝筆で?澁谷さんが?と、その経緯もインタビューしてきました。

 

こちらは動画でご覧くださいね。

 

「旧仙台商業高等学校同窓会校歌を伝筆(つてふで)」動画

※大きな音が出る場合がありますのでご注意ください。

 

 

 

 

伝筆を描く、3つのメッセージ

 

そして、最後に澁谷さんが、伝筆を通してどんなメッセージを届けたいと思っているのかを伺いしました。

 

澁谷さんは、奥様の認知症がきかっけで、伝筆に出会われました。

 

認知症は、まわりに理解されにくい、病気。

 

認知症であること、そして、家族が認知症にかかっている、そして、介護している。

 

それは、恥でも隠すことでも、なんでもない。

 

風邪にかかっているようなもの。

 

そういうことに共感してくれる人に、言葉が届けばいい、そして、声に出して言えない人の代弁者でありたい、と。

 

このお話をお聞きしながら「なぜ、わたしたち伝筆講師が伝筆を伝えているのか」、の代弁者になっていただいている、、、と感じました^^

 

ぜひ、お聞きください。

 

「伝筆を描く3つのメッセージ 澁谷氏」の動画です。

※大きな音がでる場合がございますので、ご注意ください。

 

そして、文字にもさせていただきましたので、ご紹介します。

 

心がけていること。

 

1、妻に対するメッセージ

2、震災に対するメッセージ

3、原発に対するメッセージ

 

の3つ。

 

自分の信念を、 誰かに言われて曲げるつもりはさらさらないので、伝筆で表現しています。

 

ご家族に介護されている方、 声に挙げられない人の代弁者の端くれになりたい。

 

恥じゃないよ。

 

これ(伝筆の言葉)で、「あ、俺んとこはもっとひどいんだけども、この人よくやっているな」とか、「うち、もっと軽いんだけど」という方がいっぱいいらっしゃって。

 

だから、伝筆もそういうパターンを書けたときはアップします。

 

本当に心に響いてもらえるものがかけたら見てもらいたい 気持ちを込めなければ、絶対書かない、というのが信念。

 

下手でも、気持ちがこもっていれば、いい。

 

下手だけど、届いた方に気持ちが通じれば。澁谷研一氏より

 

 

澁谷さん、長時間に渡り、本当にありがとうございました^^

 

ぐっと短くまとめさせていただきましたが、インタビュー現場では、なんども頷いた私がいます。

 

これから、伝筆を活用してくださる皆様に、「人に気持ちを伝える」きっかけとしていただけたら嬉しいです。

 

仙台インタビューの後のお楽しみ

 

皆様の街にもインタビューに行きます!

 

わたしのところにも来て!!という方、ぜひ、伝筆協会HPのお問い合わせにて、ご連絡くださいね〜。

 

 

 

さて、胸いっぱいのインタビュー後は、渋谷さんに石橋屋の桜を見に連れていってもらいました。

 

 

そのあと、仙台のお酒を求めて、澁谷さんの後輩にあたる方の「宮内屋」さまへ。

 

 

 

 

お店に伝筆が飾ってありました〜〜

 

 

せっかくなので、ごうかなランチをご一緒させていただきました^^

 

この道より我を生かす道なし この道を歩く:実篤

 

澁谷さんの座右の銘。

 

 

わたしからも伝筆させていただきました。

 

 

やすらぎと笑顔の和が広がりますように。

 

形のない想いを文字にすることで、叶うことがたくさんあります。

 

 


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